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個人的な事で誠に恐縮ではございますが、私が【遺品整理業】を始めるにきっかけとなった、”ある出来事”についてお話させて頂きたいと思います。

私が遺品整理の仕事を始める前職は、妻の地元である相模原市で妻と古着屋を2店舗経営しておりました。

そんな中、忘れもしません 2008年8月、父親が持病が悪化してしまい自宅で吐血、3日後の他界してしまいました。
その後、同年9月に母親が余命3ヶ月の末期がんとの診断され、緊急手術をいたしましたが、翌年の2009年3月についに母も力尽き天国へ他界してしまいました。

一年も満たない八ヶ月の間に両親が相次いで天国へと旅立ってしまったのです。

その時のショックといったら言葉になりませんが、それでもお葬式の準備や、お寺さんの手配など、次から次へとやらなければいけない事は山ほどございました。

無事にお葬式も終わり悲しみに暮れる中、両親ともにそれぞれ別々で単身生活だったため、住んでいた賃貸物件の住居の退去も急いで行わざるを得ない状況でした。

そんな状況ではございましたが、いざ父や母が借りていた住居を退去するにも、両親が生前生活していたままの状態でしたので、遺品整理や生活家財品の片付けと撤去処分を早急に行う必要がありましたし、精神的にも肉体的にもとても辛い時で、仕事もそう長く休めないので、どうしていいか分からずに非常に困っておりました…。

そんな押し迫った状況下でも、妻や子供達の協力もあり、トラックをレンタルして試行錯誤しながら何とか無事に両親の遺品整理、住居家財品の片付け、撤去処分を行うことができたのです。

このような自らの体験を経て、

「同じような助けを求めているご遺族様のお力になりたい！」
「精神的にも肉体的にも一番辛い時期のご遺族様のご負担を少しでも和らげたい！」

と決心しまして、経営していた古着店を閉め、地元相模原市で便利屋を開業しまして遺品整理業務も同時に始めさせて頂きました次第です。

以上、個人的で恐縮ではございますが、この体験が少しでもご遺族様のお力になれば幸いです。